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7.62015
ウェブカメラは見られてる?
パソコンに設置されている「ウェブカメラ」の約3割が、ネット上で誰でも見られる状態になっていることがわかりました(出典:朝日新聞)。
ウェブカメラとは、インターネットに接続してカメラ機能(動画機能)を配信できるもので、テレビ電話のようにリアルタイムで自分の映像を遠く離れた家族や恋人と見せ合うことができます。
また、自分の家(パソコン)にウェブカメラを設置し、外出先からインターネットを介して防犯用として利用することもできます。最近では、外出先から子供の様子を見たい、ペットがどう過ごしているか見たいなど、目的や用途はさまざまあり、便利なツールとなりました。
幼稚園などにも設置されていることもあり、子供の安全、幼稚園内での生活などを垣間見ることが可能となり大変便利になりました。
ノートパソコンには標準でカメラが付いているものも多いですが、デスクトップ用パソコンまたは別途においては、ウェブカメラを購入する必要があります。
1台1,000円と安いものから、10,000円台の高機能な機種も発売されており、多くは2,000~3,000円内が主流となっています。
ウェブカメラを使う理由!
無料通信アプリの「スカイプ」などを使い、テレビ電話として使うことができます!
直接は会えない子供の成長を見たり、会社で使えば遠方の人と会議ができたりと大変便利です。
しかしこのウェブカメラ、取り扱いに注意しなければいけません。
それは、パスワードです。
パスワードを設定していないと、インターネット上で誰でも見られるようになってしまい危険です。ウェブカメラ利用者の約3割が、このパスワードを設定しておらず、カメラ映像が許可なく配信されている状態だそうです。
テレビ電話と同様なので、映像はもちろん、意図しない会話も聴かれてしまいます。
「近所の○○スーパーで、カレーの材料を買ってきたよ」
悪意ある人間が聞いていた場合、
○○スーパーで検索し、会話の内容によっては名前や住所を特定されてしまう危険性もあります。
ウェブカメラが乗っ取られる!?
とても便利なウェブカメラですが、カメラ機能を自動的に起動させてインターネット上に映像を流すウィルスがあります。ウィルスソフトを導入し、万全なセキュリティ対策をしていれば問題はありません。
幼稚園などで利用する際には、ウェブの管理者がきちんとパスワードを設定し、見知らぬ不特定多数のアクセスを制限しています。
個人で利用する際にも、きちんとパスワードを設定して利用することが不可欠になります!
ご不安な方は、パソコン上からウェブカメラの使用を「無効」にすれば問題ありませんが、設定がわからない方は、カメラ部分にシールまたはメンディングテープなどを貼ることをオススメいたします。